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 ユーザーの未来予想を株式市場や投票の形で集約する予測市場サイト「プレディクイション」は,2008年8月6日はリニューアルを行い,名称を「あした新聞」と変更しオープンした。予測市場で得られた未来予想を記事の形にして掲載することで予測結果をわかりやすく提供する。

 予想市場とは,ユーザーが「株式市場」または「賭け」の形で自分の予想に従って「仮想株」や「仮想通貨」を売買するゲームを楽しむことで,ユーザーの予測を集約し未来が予想するサイト。欧米では英Finacial Timesの「FTPredict」や映画サイト「Hollywood Stock Exchange」,スポーツ・サイト「TradeSports」,賭けサイト「BluBet」などがある。

 「プレディクイション」はプレディクション社が2007年11月にオープンした。日本で予測市場サイトを事業化したのは同社が初めてという。予測市場の研究で知られる駒澤大学 准教授 山口浩氏が社外取締役を務めている。

 現在の会員は約3000名。「テレビ番組『チェンジ!』の最終回視聴率は25%~30%という予想になったが,実際の視聴率は約28%と的中した」(プレディクション 取締役 谷川正剛氏)。多くの予想テーマはYESかNOで決まるものだが,的中率は8割程度だという。

 リニューアルした「あした新聞」では,予測市場の結果を“あしたのニュース”の形にすることで,わかりやすく見せる。結果をニュースとして書く作業は運営会社であるプレディクションが行う。毎日.jpなどから現実のニュースの配信を受け,“あしたのニュース”と比較できるようにする。

 また現実の株式市場の一週間後の終値を予測する「マーケットサマリー」を掲載する。特集ページも儲ける。第一回の特集は北京オリンピック。日本が獲得するメダルの数や,「北島康介は世界新を出せるか」などを予測する。今後は夏の全国高校野球大会などの特集も予定している。

 2008年にはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や,企業向けASP提供を開始する。「欧米では,企業向けに予測市場エンジンを提供している企業もあり,P&G,CHRYSLER,Cisco Systems,O'Reillyなどが社内での売上予測などに予測市場エンジンを使用している」(谷川氏)。

 2008年12月には,携帯電話向けサービスの開始や広告配信機能,有料情報サービス機能の追加などを行う予定。また2009年1月には,会員が予測を当てて獲得したポイントで景品を購入できるサービスを開始する計画だ。

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