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 スカパーJSATホールディングスは,移動体衛星通信サービスの提供に向けた準備を進めていることを明らかにした(スカパーJSATグループの2008年度第1四半期業績概況と今後の事業展開に関する資料はこちら)。「低価格の料金体系の下で,小型端末向けに通信速度が数百kb/sのサービスを提供することを計画している」という。主な用途としては音声やデータ,救難信号の伝送を想定しており,船舶会社や官公庁,航空会社などの利用を見込んでいる。スカパーJSATによると,日本の移動体衛星通信サービスの市場規模は2013年度に約188億円に達するという。同社は子会社を通じて衛星通信市場における事業領域を拡大し,収益の増加を目指す。

 スカパーJSATの秋山政徳社長は,2008年8月7日に開催した2008年度第1四半期決算の説明会で報道陣の質問を受けて,「守秘義務があり,現段階で詳細は明らかにできない。8月下旬ぐらいに,改めて発表したい」といい,移動体衛星通信事業の開始に向けてほかの通信事業者と提携交渉を進めていることを明らかにした。