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 しまねOSS協議会は,2008年8月9日に開催された「オープンソースカンファレンス名古屋2008 Nagoya」(OSC2008 Nagoya)のセッション「CMS(コンテンツ管理システム)大決戦」で「島根県CMS」が1位を獲得したと発表した。

 しまねOSS協議会は,島根県の産官学が設立した団体。島根県松江市はRubyによる産業振興を図る「Ruby City Matsueプロジェクト」を進めており,しまねOSS推進協議会はその実行を担う団体でもある。

 オープンソースカンファレンスは,オープンソース関連コミュニティが集まり開催しているイベント。2004年から,東京をはじめ各地で開催されている。2008年9月には島根県松江市でOSC2008 Shimaneの開催が予定されている。

 島根県CMSは,島根県が県の公式ホームページに使用しているCMS。Webブラウザに特別なソフトをインストールすることなく,文字の読み上げや拡大設定といったアクセシビリティ向上機能を備える。Rubyで記述されており,まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用通信研究所が開発した。2008年2月にオープンソース・ソフトウエアとして公開された(関連記事)。

 CMS大決戦には,Plone,Xoops Cube Legacy,Joomla!,Geeklog,MODx,Neucleus CMS,TYPO3,島根県CMS,DotNetNuke,InkTypeというオープンソースCMSのコミュニティが参加した。プレゼンののち,会場の聴衆による投票が行われ,島根県CMSが81票のうち23票を獲得,1位となった。

 しまねOSS協議会では「なみいる強豪を抑えて1位を獲得できたのは,Rubyの注目度と並んで『純国産であること』,『島根で作られたこと』も要因だったのではないか」と話している。