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 大阪商工会議所は8月20日、流通BMSに対応した「大商VAN-BMS」サービスを9月1日に開始すると発表した。地域流通VAN「大商VAN」を利用する近畿エリアの中小流通業者(約1800事業所)で流通BMSが利用可能となる。ウルシステムズが提供する流通BMS対応のEDIソフト「UMLaut/J-XML」を使って構築した。

 「大商VAN-BMS」サービスを利用することで、大商VANに接続する小売業者と卸売業者が流通BMSで受発注できるようになる。サービスの特徴は、大商VANの中で現行VAN環境と流通BMS環境の橋渡しが可能なこと。JCA手順で現行VANに接続する卸売業者が、流通BMS対応を終えた小売業者とやり取りするようなことができる。この仕組みにより、「流通BMS用のシステムを新設するコスト負担が重い」と感じる中小流通業者にも流通BMSの利用がうながせる。

 大阪商工会議所は「全国地域VAN事業者協議会」の代表理事を務める。同協議会の会員である、ひむか流通ネットワーク(宮崎市)や高知流通情報サービス(高知市)なども流通BMS対応を進めている。今後、こうした地域VAN事業者間で連携し、全国をカバーできるサービス体制や、相互バックアップ体制を構築する予定である。

 流通BMSは、大手総合小売業や食品スーパーのメンバーで構成する「次世代EDIワーキンググループ」が策定したEDIの規格。受発注業務のプロセスや交換するデータ項目などについて規定している。通信にインターネットを、データ項目の表現にXMLを使うことが前提である。