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NetScramblerの外付けアダプタ型
NetScramblerの外付けアダプタ型
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 シスメックスRAは,パソコンやサーバー機のネットワーク・ポートにつないで利用するIPsec暗号化アダプタ「NetScrambler」を,東京ビッグサイトで開催中の「Security Solution 2008」に展示し,来場者の注目を集めた。受け取ったIPパケットをIPsec暗号化して送出するフィルタ機器である。2007年12月から出荷中の製品である。

 NetScramblerは,パソコンやサーバー機のネットワーク・ポートとLANケーブルの間にインラインで接続するネットワーク・アダプタ。アダプタ自体は独立したIPアドレスを持たず,IPsecによる暗号化機能をアクセス透過型で提供する。これにより,NetScrambler同士の間や,他のIPsec通信機器との間で,IPsecによる暗号化通信が可能になる。暗号鍵の設定など各種設定は,Windows上で動作する専用の管理ソフトから実施する。運用時は,アダプタを接続したパソコンやサーバーのOS自身はIPsec通信をしていない状態となる。

 IPsec暗号化をアダプタのハードウエア(ASIC)で処理するため,パソコンやサーバー機,各種ネットワーク機器がソフトウエア処理する場合と比べて高速に動作する,としている。具体的には,インタフェースは100BASE-TXだが,512バイト長のパケットをAESで暗号化した場合を想定した場合に,90Mビット/秒のスループットが出るとしている。

 製品形態は2種類を用意した。パソコンやサーバー機,ネットワーク機器のきょう体の外部に備わっているネットワーク・ポートにつなぐ外付けアダプタ型と,組み込み機器向けなどを狙い,きょう体の内部に配置するための内蔵型である。いずれも,100BASE-TXポートを2系統備えており,通信経路にインライン配置して利用する。価格は,外付けアダプタ型が2万1800円(税別),内蔵型が1万2800円(税別)。

■変更履歴
最終段落において,搭載するネットワーク・ポートの表記を「1000BASE-TX」としていましたが,「100BASE-TX」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2008/08/22 12:05]