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図1●ベンチマーク・テストの結果
図1●ベンチマーク・テストの結果
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図2●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(1)
図2●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(1)
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図3●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(2)
図3●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(2)
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図4●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(3)
図4●TraceMonkey付きFirefox 3.1とFirefox 3の比較(3)
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 米Mozilla Foundationは米国時間2008年8月23日,オープンソースWebブラウザ「Firefox」用の新たなJavaScriptエンジン「TraceMonkey」を発表した。Just-In-Time(JIT)コンパイラ搭載でJavaScriptの処理速度が大幅に向上し,各種Webアプリケーションの高速化につながると見込む。

 TraceMonkeyは,Firefox 3.0のJavaScriptエンジン「SpiderMonkey」にJavaScriptコード用コンパイル機能を付加している。次期WebブラウザFirefox 3.1の開発ツリーに反映させベンチマーク・テストで計測したところ,SunSpiderテストで1.83倍,SunSpiderのubenchテストで22.5倍,画像処理で6.46倍,行列処理で6.26倍の速度向上を確認したという。

 現在の対応アーキテクチャはx86/x86-64とARMのため,パソコン向けWebブラウザだけでなく,英ARM製プロセサを採用しているモバイル機器などでも利用可能。

 SunSpiderテストの各項目を見ると,31.5倍も高速化した3bit-bits-in-byte処理がある一方,binary-trees処理は速度が遅くなっている。Mozillaは,まだ開発の初期段階にあるTraceMonkeyには修正の必要なバグが存在するとしている。

 米メディア(CNET News.com)によると,Mozillaは2008年末リリース予定のFirefox 3.1にTraceMonkeyを搭載する予定で,これから公開するFirefox 3.1初のベータ版に入れるという。

[発表資料(Mozillaのブログ記事)] [発表資料(関連ブログ記事)]