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 情報セキュリティ会社の米Cyber-Ark Softwareは米国時間2008年8月27日,企業のIT管理者300人を対象とした意識調査の結果を発表した。それによると,回答者の88%は「明日解雇されるとしたら,会社の機密情報を持ち出す」という衝撃の事実が判明した。「会社の情報を持ち出さずに離職する」とした回答者はわずか12%にすぎなかった。

 IT管理者が持ち出そうと考えている情報は,最高経営責任者(CEO)のパスワード,顧客データベース,研究開発計画,財務報告,M&A(企業の買収・合併)計画のほか,さまざまな権限を行使できるパスワードのリストなどが含まれる。「会社の情報を持ち出す」と答えた88%のうち約3分の1は,このパスワード・リストを持っていくとしている。

 Cyber-Arkは,従業員が契約終了後にネットワーク内部に損害を与えたり,競争目的や金銭目的で情報を盗むことがないように,権限のあるIDとパスワードを安全に保管し,定期的に変更するように勧めている。