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 アッカ・ネットワークスは2008年8月29日,同日開催の取締役会でイー・アクセス ネットワーク事業本部の坂田大・経営企画本部長が代表取締役に内定したと発表した。7月31日に合意したイー・アクセスとの業務・資本提携(関連記事)に基づくもの。須山勇・現社長が引き続いて代表取締役社長を務めるが,代表取締役を2人にして経営体制を強化する。10月1日の臨時株主総会と,その後に予定する取締役会の決議をもって正式に決定する。

 坂田氏は国際電信電話(現:KDDI)出身。イー・アクセス入社後はADSL事業本部とネットワーク事業本部で経営企画を担当してきた。「当社の企業価値向上を図るうえで最適な人物」(アッカ・ネットワークス)としている。

 同時に,イー・アクセスの深田浩仁社長や小林英夫副社長,イー・モバイルのエリック・ガン社長兼COOをはじめ,イー・アクセス側から新たに6人が社外取締役に就任する予定。10月1日の臨時株主総会後の取締役会の決議をもって正式に決定する。アッカ・ネットワークスの取締役は現在7人。1人が退任し,イー・アクセス側からの7人の取締役が新たに加わって13人体制となる。

 同日,2008年12月期の業績予想も修正した。修正後の業績予想は,営業利益は2007年12月期から2億7500万円増の23億円,経常利益が同3億5500万円増の23億円,純利益が同5億7500万円増の20億円。修正前(2008年12月期の中間決算発表時)の業績予想は営業利益が20億円,経常利益が20億円,純利益が17億円で,全体的に上方修正した。

 上方修正の理由として,3月の新経営陣就任後に取り組んできた経営効率化やコスト削減の成果を見込めるほか,イー・アクセスとの提携による共通業務の効率化やコスト削減を期待できる。具体的には,モデムの一括大量調達,倉庫・物流システムやオペレーション業務の統合や効率化などによるコスト削減で,営業利益の改善が見込めるとしている。なお,売上高は2007年12月期から40億4700万円減の310億円のままで,業績予想の修正はなかった。

 このほか,子会社アッカ・ワイヤレスの新社長にNEC出身の日比野雅夫氏が就任した。日比野氏はNECアメリカの社長やNECマグナスコミュニケーションズの社長を歴任した人物で,長年に渡り通信事業に携わってきた経験を持つ。アッカ・ネットワークスが横浜市で試験提供している公衆無線LANサービス「skeletown」(関連記事)などの事業をアッカ・ワイヤレスに引き継き,商用化を目指す。

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