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 セゾン情報システムズは,企業間/企業内のデータ連携を同時に管理する運用管理ソフトの新版「HDC-EDI Manager Ver.2」を,2008年10月29日に販売開始する。企業間取引と社内システム連携をトランザクション単位でひも付けて管理できるようにするなど,運用機能を高めた。価格は,150万円(税別)から。販売目標は,2008年度にHDC事業全体で8億円。

 HDC-EDI Managerは,企業間EDI(電子データ交換)ソフトである「HDC-EDI Base」と,企業内データ転送/集配信ソフトである「HULFT」の相互運用性を高める管理ソフトである。例えば,HDC-EDI Managerに対する設定を,HDC-EDI BaseとHULFTの両者に同時に反映させられる。HDC-EDI Managerを用いることで,これらのソフトを用いたEDIシステムの設定/運用が容易になる。

 HDC-EDI Managerの新版では主に,運用時の管理機能を強化した。例えばHDC-EDI BaseとHULFTの連携履歴を残すことで,取引データのトランザクションに障害が発生した場合などに,問題点の発見や特定,再処理要求の発行などを容易にした。両ソフトの履歴は,業務のトランザクションの単位でひも付けて参照/管理できる。新版ではまた,ログのCSV化や登録情報のインポート/エクスポートなど,細かな運用管理機能を強化した。

 なお,HDC-EDI Managerの前提となるEDIソフトのHDC-EDI Baseは,データ・アプリケーション(DAL)が開発/販売するEDIソフト「ACMSシリーズ」からOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けたものである。同ソフトの最大の特徴は,最近のインターネットEDIプロトコルに加えて,「全銀協手順」や「取引先データ交換標準通信制御手順」(JCA手順)といった,伝統的なレガシー・プロトコルを扱える点である。

 今回バージョン・アップしたHDC-EDI Managerは,2007年10月の出荷当時は単体での販売はせず,HULFTとHDC-EDI Baseとのセット製品である「HDC-EDI Suite」として,230万円(税別)からの価格で提供していた。今回,スイート製品を構成するソフトのうち,HDC-EDI Managerをバージョン・アップするとともに,新たに単体製品として切り出した形だ。