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 広瀬電工は,省電力をうたうUSB型シンクライアント「UBiL(ウービル)」を,2008年9月1日に販売開始した。9月中旬以降の出荷を予定する。価格は,税込み定価で1台あたり2万4000円。製造と販売は広瀬電工で,開発は同社とウービル・コンサルティングの共同開発となる。

 UBiLは,USB接続型のシンクライアントである。パソコンのUSBポートに接続してブートすることで,画面情報プロトコルにRDPまたはICAを用いた画面情報端末型のシンクライアント端末として利用できる。USBデバイスにはCD-ROMブート用のLinuxとして著名な「Ubuntu 8.04」のISOイメージを収容している。

 主な特徴は2つある。

 1つは,OSのUbuntuの設定により,省電力を施している点である。ブート後にハードディスクを停止するほか,CPUの動作周波数を制御する。こうした省電力設定により,省電力設定を使わない場合と比べて50%ほど電力消費を低減できるとしている。

 もう1つの特徴は,OSのブートと稼働に必要な情報をすべてパソコンのメインメモリーに読み込んで運用できる点である。これにより,ファイル・システムへのアクセスが高速化するほか,ブート後にUSBデバイスを取り外しても運用可能となる。動作スペックとして,512Mバイトのメインメモリー容量が必要。