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 米Mozilla Foundationは米国時間2008年9月5日,オープンソースWebブラウザの次期版「Firefox 3.1」(開発コード名は「Shiretoko」)の「アルファ2」版の提供を始めたと発表した。MozillaのWebサイトからWindows版Mac OS X版Linux版をダウンロードできる。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/Server 2003,Mac OS X 10.4以上,Linux(カーネル・バージョン2.2.14以上)。

 Firefox 3.1は,レンダリング・エンジンの新版「Gecko 1.9.1」を採用する次期Webブラウザ。Just-In-Time(JIT)コンパイラを備える新JavaScriptエンジン「TraceMonkey」を搭載し,各種Webアプリケーションの高速化を図る。ただし,アルファ2にはまだTraceMonkeyを組み込んでいない(関連記事:Firefox 3.1に搭載予定のJavaScriptエンジン「TraceMonkey」,数倍~数十倍の高速化)。

 HTML 5の「<video> 」要素,CSS 2.1の「::before」「::after」「white-space:pre-line」プロパティ,CSS 3の「-moz-border-image」「word-wrap:」「break-word」「text-shadow」「box-shadow」「column-rule」プロパティに対応した。XMLベースのユーザー・インタフェース(UI)言語XULでWindows Vista用UI「Aero Glass」に対応した領域を作成できる。タブのドラッグ&ドロップ操作が可能となり,処理速度が向上したという。さらに,JavaScriptの処理中でもWebブラウザの操作を可能とする機能「Web Worker」を導入している。

 アルファ版はテスターおよびWebアプリケーション開発者向けの早期テスト版であるため,一般ユーザーの使用には適さない。Firefox 3.1最終版のリリース時期について,Mozillaは具体的な日程を公表していない。 MozillaのFirefox 3.1開発スケジュール・ページにも,今後の予定は掲載していない。

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