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 東京エレクトロンデバイスは,ログ収集/分析アプライアンス「logbox * powered by SenSage」を,2008年12月25日に販売/出荷する。同社が販売している米SenSage製ソフト「SenSage Enterprise Security Analytics」(SenSage ESA)の中核機能を,同社がPCサーバーにインストールしてアプライアンス化した。価格は,960万円(税別)から。

 logbox * powered by SenSageは,米SenSageのログ収集/分析ソフトを,高さ1UのPCサーバーにインストールした,ログ収集/分析アプライアンスである。ソフトウエア製品であるSenSage ESAが備える機能のほとんどを備えるほか,アプライアンスだけのソフトウエア機能として,グラフィカルな独自の管理GUI画面を備える。

 アプライアンス版の対象ユーザーは,売上高100億円から300億円,年間IT投資額が3000万円から6000万円程度の中堅・中小企業である。背景には,これまで,SenSageのログ分析製品が,大企業を対象としたソフトウエア製品のSenSage ESAと,中小企業を対象としたSaaS型サービスに,2極分化していた,という状況がある。今回,ミッドレンジに適する製品ジャンルとして,アプライアンスを製品化した。

 アプライアンスは,ソフトウエア版のSenSage ESAと比較して,1ノードでしか運用できないという制約がある。1ノード時のログ処理性能は,1日あたり10Gバイトまでを想定している。これに対して,SenSage ESAでは,SenSage ESAをインストールしたノードを複数クラスタリング接続し,処理性能を高め,ログ処理量を増やせるようにしている。

 アプライアンスのベースとなるPCサーバーは,富士通または日立製作所の高さ1Uのラックマウント型PCサーバー。スペックは,CPUがデュアルコアXeon(3.3GHz)×2,メモリーが16Gバイト,OSがRed Hat Enterprise Linux 5.1,ディスクはSATA接続で,記録領域はRAID-1構成で容量1Tバイト。

 SenSage ESA以外のアプリケーションとして,米Solidcore Systemsが開発したセキュリティ・ソフト「S3 Control」のLinux版も搭載している。同ソフトは,ファイルのハッシュ値などによるホワイト・リストを利用し,あらかじめ許可したプログラムだけを実行可能とするミドルウエアである。組み込み用途向けのハードニングなどに用いられている。