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松江商業高校のドロップシッピング・サイト「松商だんだんドットコム」担当の生徒と教員のみなさん
松江商業高校のドロップシッピング・サイト「松商だんだんドットコム」担当の生徒と教員のみなさん
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松江商業高校のドロップシッピング・サイト「松商だんだんドットコム」
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 「県の産品を紹介・販売し地域経済の発展に貢献したい」---2008年9月12日から13日にかけて開催されたオープンソースカンファレンス2008 Shimaneで,松江商業高校の生徒たちが,同校が構築し運営するドロップシッピング・サイト「松商だんだんドットコム」を紹介した。

 松江商業高校は2007年11月にドロップシッピング・サイトだんだんドットコムをオープンした。ドロップシッピングとは,商品を紹介し販売するサイト。注文を受けて販売元が顧客に商品を送るため,サイト運営者は在庫リスクを負うことなく販売できる。

 目標は,地元の産品を全国に知ってもらい,購入してもらうことだ。だんだんドットコムでは「いのししカレー」や米で作った「稲香麺」,宍道湖のしじみやあご(飛魚)野焼き,出雲そば,どじょう掬いまんじゅうなどのお菓子,蒲鉾,お米などさまざまな商品を扱っている。

 デザインもWebサイトもすべてが手作り。プログラムは情報処理科の在校生が開発した。サイト開設にあたっては商品を提供してくれる企業を訪問し協力を依頼,またマナー研修を行うなど接客力向上に努めた。

 2007年11月1日から2008年3月31日まで2531アクセスがあり,6件の購入があった。また県外のアクセスは全体の2割で,県外購入者は1件だった。「これでは地元の産品を知ってもらうという目的が実現できているとは言えない」。反省を踏まえて,生徒たちはアクセス増加と売り上げの増加に取り組んだ。

 購入が多かったのは「いのししカレー」で,売り上げ6件のうち3件を占めた。「島根県のお客さんが,近くの店では買えない県の商品を購入しているのではないか」---こんな仮説を立て,県内でも多くの店では売られていない商品の発掘に取り組んだ。2008年6月には島根県産品の展示商談会に参加し,新たに6社と交渉し取引を始めた。また会員カードの発行を企画した。提携企業の店頭で買い物をする際に提示すると割引が受けられるというカードだ。

 「目標は1日100人のアクセスと購買率3%」---だんだん.comで地域経済の発展に貢献したいと生徒たちは目標を科掲げる。松江商業高校では今年度からRubyを選択授業に取り入れている。だんだん.comはPerlで開発されているが,今後はRubyで追加機能も開発していきたいという。

◎関連リンク
松商だんだんドットコム