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 IT関連の事業・投資を手掛けているngi group(東京都港区)は、ベトナムでデータセンター事業に進出すると発表した。米データセンター事業者のPacific Internet Exchange(PIE)、ベトナムの起業家グループなどと共同で事業会社「ViNetworks」を8月に設立しており、近く施設の建設に着手する。早ければ2009年春に運用サービスを開始する。

 今回、ViNetworksはベトナム最大手の通信事業者であるEVNTelecomと業務提携を結んだ。提携により、ViNetworksはEVNTelecomからベトナム国内での通信インフラの提供を受ける。今後は日本-ベトナム間の回線調達などについても検討を進めるという。

 ViNetworksがまず狙う顧客は、海外企業の現地法人も含めた在ベトナムの法人である。建設を進めているデータセンターは、セキュリティや堅ろう性を売り物にするべく、米国電子通信工業会(TIA)から最高水準である「Tier4(fault tolerant)」の認定を取得したという。Tier4のデータセンターはベトナムで初めてであり、IT、通信関連の顧客のほか、「ベトナムで成長が著しい金融関係の顧客も狙える」と、ngi groupの小池聡社長兼CEO(最高経営責任者)は言う。また日本-ベトナム間の通信インフラが整い次第、日本から運用受託の仕事も獲得していきたい考えだ。

 ngi groupは、98年に設立されたネットエイジを母体し、主にインターネット関連事業の起業育成、投資を手掛けているIT企業。ベトナムではすでに別の現地法人を通じて、オフショア開発の事業と、ベトナムのIT関連企業などへの投資事業も立ち上げている。