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 KDDIは2008年9月24日,一戸建て住宅向けに提供しているFTTHサービス「ひかりoneホーム」に,最大1Gビット/秒の伝送速度を実現する宅内機器「ギガホームゲートウェイ」を導入すると発表した。今後,同ゲートウエイを利用することで,ひかりoneホームのユーザーは最大1Gビット/秒のサービスを利用できるようになる。また,これに合わせて,利用開始から2年間の継続利用を条件に月額の回線料金を割り引く「ギガ得プラン」を10月1日から提供開始する。

 KDDIによれば,「戸建て向けFTTHユーザーの多くは,速度と料金に高い関心を持っている」(森田圭・コンシューマ事業統轄本部・コンシューマ事業企画本部長)という。そこで,東日本地域では初めて,FTTH回線の最大伝送速度を1Gビット/秒に引き上げた。加えて長期利用契約による割引サービスを投入する。これにより,2008年6月末時点で5.6%にとどまるFTTH市場のシェアを拡大したい狙いだ。既に最大100Mビット/秒の従来のひかりoneホームを利用中のユーザーも,10月1日から宅内機器をギガホームゲートウェイに変更できるようにする。その場合の変更手数料は1万500円である。

 一方,10月以降の新規契約者向けには,2年間の継続利用を条件に1Gビット/秒のサービスを割安料金で利用できるギガ得プランを提供する。既存サービスに比べて,月額料金が1155円安くなる。例えば,インターネット接続回線にIP電話利用をセットにしたサービスは,従来の月額7140円が月額5985円になる。KDDIのADSLサービスとNTT東西の電話基本料の合計5754円と比べて差額は231円となり,「ADSLからの乗り換え需要をさらに開拓できる」(森田本部長)と見ている。

 KDDIは10月1日から2009年5月1日までは,ひかりoneホームの新規契約をギガ得プランのみ受け付ける。2年間継続利用の制限を設けない従来と同額プランの販売はいったん停止し,2009年5月1日から再開する予定である。この場合も,ユーザー宅にはギガホームゲートウェイを設置し,最大1Gビット/秒のサービスを利用できるようにする予定だ。

 また,従来プランから2年契約プランへの変更は,2009年5月1日から受け付けを開始する。対応が遅れるのは「システムの都合のため」(同)。このため,既存ユーザーが2009年5月1日から7月末の間にプラン変更を申し込めば,2008年10月から起算した割引料金との差額をキャッシュバックするという。このほか,2008年7月以降に既存のひかりoneホームに加入したユーザーに限定して,ギガホームゲートウェイの変更手数料を無料にする救済措置も用意する。

 新サービスの開始に合わせて,ひかりoneホームの提供エリアも拡大する。既存の関東1都6県に加えて,10月1日から新たに北海道の札幌市,北広島市,江別市,石狩市の一部地域での提供を開始する。

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