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 米Visaは米国時間2008年9月25日,米国向け各種モバイル・サービスの計画を発表した。「Android」端末用アプリケーションのダウンロード提供やモバイル送金サービスの試験運用を開始する予定。

 Android端末用アプリケーションは当初,米J.P. Morgan ChaseのVisaカード所有者向けに提供する。モバイル端末に対象口座の取引状況を通知するほか,加盟店からのさまざまな情報を届ける。端末の位置情報機能と連携し,近くにあるVisaカードが利用可能な店舗やATMを地図上に表示することも可能。対象とするVisaカード発行機関を順次増やしていく。モバイル送金アプリケーションの開発も進める。

 さらに,Visaは米国の銀行と協力し,2008年末よりVisaカード間のモバイル送金サービス試験を米国で行う。試験サービスでは,Visaカードの所有者が携帯電話機を使って別のVisaカードへ送金し,ATMなどから現金を引き出せる。同社は既に欧州/中東/アジアの13カ国で同様のサービスを提供している。

 第1段階の試験サービスは,米国の銀行と約6000人のVisaカード所有者を対象に実施する。2009年上半期に範囲を拡大し,国際送金などにも対応する計画。

 またVisaは,フィンランドNokiaの近距離無線通信技術Near Field Communication(NFC)対応端末向けにも各種サービスを提供する。Nokiaは,2009年10月発売予定の「6212 Classic」を皮切りに,NFC対応端末を投入していく予定。

[発表資料(概要)]
[発表資料(Android端末用アプリケーション)]
[発表資料(モバイル送金サービス試験)]