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 NTTデータら大手ベンダー6社は2008年9月29日、ユーザー企業がシステム基盤を発注する際にベンダーが確認すべき非機能要求を一覧にまとめ、公開した。今年4月に非機能要求の合意手法策定を目指して発足した「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会」の最初の成果物になる。非機能要求とはシステムの性能や信頼性、セキュリティなど、機能以外の要求の総称。

 一覧では、非機能要求を「システムサービスを継続的に利用可能とするための要求」である「可用性」など六つの大項目に分類。各大項目ごとに確認すべき事項を細かく示した。例えば、大項目「運用・保守性」のうち「通常運用」は、「運用時間」に関して「1日あたりの業務時間」「1カ月当たりの業務日」「祝日の業務有無」の三つを定量的に把握する必要がある、としている。

 検討会は2009年4月までに最終成果物「非機能要求グレード表(仮称)」を発表する予定。「非機能要求グレード表」では、今回公開した項目ごとにその実現レベルや難易度を段階的に示したグレードを策定する。「今回の発表に関するユーザー企業の意見なども反映させていきたい」(NTTデータ広報)としている。
 
 検討会に参加しているのは、NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ、OKIの6社。