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 米Appleは,デジタル・コンテンツ管理ソフトウエア「iTunes」と関連サービスについて,目の不自由なユーザーに対するアクセシビリティを向上することで,全米盲人協会(NFB)および米マサチューセッツ州検事当局と合意を結んだ。

 NFBが米国時間2008年9月26日に発表した内容によると,Appleは,iTunesを通じて利用するデジタル・コンテンツ販売サービス「iTunes Store」の学生向けカテゴリ「iTunes U」を,年末までに,視覚障害者でも十分に使いこなせるようにする。iTunes Uでは,大学の講座や課外活動などに関するコンテンツを無料で提供している。

 iTunesとiTunes Storeに関しては,Mac OS版とWindows版を含めて,2009年6月30日までに,完全なアクセシビリティの提供を目指す。また,3者は今後3年にわたって協力し,iTunesサービスのアクセシビリティ確保と課題解決に取り組む。

 さらに,Appleはマサチューセッツ州の盲人委員会に25万ドルを寄付し,目の不自由な同州在住者の技術導入を支援する。

 NFB会長のMarc Maurer博士は,「コンピュータ技術はビジネス,教育,情報,エンターテインメントを利用するための重要な手段のひとつになっており,目の不自由な人々にも同様の手段が必要だ。人気の高いiTunesサービスを視覚障害者にとって利用しやすくすることで,AppleはIT業界が見習うべき事例を示している」と語った。

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