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 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学部が米国ティーン・エイジャ(12~17歳)におけるネットいじめの実態に関して調査したところ,約4分の3が過去12カ月間に少なくとも1回はオンラインでいじめられた経験があることが分かった。

 ネットいじめを受けた回数については,41%が1~3回,13%が4~6回,19%が7回以上と答えた。いじめの具体的な内容は,悪口や侮辱が最も多かった。ほかにも,パスワードの窃盗や脅迫,恥ずかしい写真や悪質なうわさの流布などの事例があった。

 ネットいじめの経験者のうち,それを両親などに報告したのはわずか10%だった。報告しない理由を尋ねると,約半数が「自分で対処方法を学ぶ必要があると思う」と答えた。31%は,親にネットへのアクセスを制限されることへの不安を挙げた。

 同調査を率いたJaana Juvonen氏は「10代の子供を持つ親の多くは,子供たちの社会生活にとってインターネットがどれほど重要なのか理解していない。親が良かれと思って子供のネット使用を制限したりすると,親子関係や子供の社会生活に悪影響が及ぶ可能性がある」と述べている。

 調査は,2005年8月~10月に全米で若者に人気が高いWebサイトの利用者から抽出したティーン・エイジャ1454人を対象に,匿名のアンケートをオンラインで実施した。

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