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 シーゴシステムズ・ジャパンは,ネットワーク接続やストレージ接続などサーバー機のI/Oを仮想化する専用装置「Xsigo VP780」に上位機種「Xsigo VP780 x2」を追加,2008年11月末に出荷する。新たに,サーバー接続機構となるInfiniBandポートの帯域幅を下位機種の2倍となる20Gビット/秒とした。価格は,488万円(税別)。開発会社は,米Xsigo Systems。

 Xsigo VP780 x2は,I/O仮想化ハードウエア装置である。イーサネット接続用のNIC(ネットワーク・インタフェース・カード)やFC(Fibre Channel)接続用のHBA(ホスト・バス・アダプタ)など,通常であればサーバー機が内蔵するネットワーク接続/ストレージ接続のI/Oを,サーバー機から物理的に分離して集約/仮想化する。サーバー機とXsigo VP780との接続にはInfiniBandを用いる。サーバー機に専用のデバイス・ドライバを導入することで,Xsigo VP780に接続したI/O機器を,あたかもサーバー機のI/Oであるかのように扱える。

 今回出荷を予定するXsigo VP780 x2は,既存製品「VP780」の上位モデルである。違いは,サーバー接続用のInfiniBandポートの帯域幅を,VP780の2倍となる20Gビット/秒とした点である。これにより,例えば,サーバー仮想化環境など1台の物理サーバー機に多数の仮想サーバーが同居するようなケースにおいて,個々の仮想サーバー機ごとにI/Oスループットを確保しやすくなる。

 さらに,上位機種の出荷に合わせて,VP780シリーズのOSをバージョン・アップする。バージョン・アップのポイントは2つある。1つは,I/O仮想化装置に接続したストレージ(NIC経由のiSCSIストレージを含む)からサーバーOSをブートできるようにしたこと。もう1つは,VMwareの管理コンソール「Virtual Infrastructure Client」にプラグインする管理ソフトを強化し,仮想サーバーから物理I/Oポートまで仮想環境全体のトポロジを同一画面上で確認できるようにしたことである。