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 独SAPは,2008年第3四半期決算の速報を現地時間2008年10月6日に発表し,業績が目標を下回る見通しであることを明らかにした。ソフトウエアおよび関連サービスの売上高は,米会計原則(GAAP)ベースで19億7000万~19億8000万ユーロ(約26億6000万~26億7000万ドル)の範囲になる見込み。前年同期の17億4000万ユーロ(約23億5000万ドル)と比べ13~14%成長にとどまる。

 非GAAPベースでは,20億1000万~20億2000万ユーロの範囲になる見通しで,前年同期比16~17%増となる。

 同社共同CEOのHenning Kagermann氏は,「過去数週間のマーケットの劇的な動きは,多くの企業に不安を与えた。これが引き金となり,当期の終わりに突然,不測の事態に陥り,業績が大幅に落ち込んだ」と説明。同社は第3四半期を通じて目標達成に楽観的だったが,「残念ながら,9月後半に市場を巻き込んだ金融危機の影響は当社にも及んだ」という。

 地域別のソフトウエアおよび関連サービスの売上高は,米大陸で前年同期と比べ約12%成長する見通し。EMEA(欧州,中東,アフリカ)地域は同約14%成長,アジア太平洋地域は同約18%増と予測している。

 米メディア(CNET News.com)によると,今回の発表を受け,SAPの株価は日中取引で17.6%下落した。