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 会津若松市は2008年10月8日,同市役所のオフィス・ソフトをOpenOffice.orgに移行するにあたって発生した問題と,その解決方法などの情報を公開した。外字の表示方法や,マクロの移行方法など,実際に職員から寄せられた問い合わせと対策を同市のWebサイトに掲載している。

 会津若松市は2008年5月,市役所の全パソコン約850台のオフィス・ソフトを,Microsoft OffceからOpenOffice.orgに切り替えると発表した(関連記事)。OpenOffice.orgは,Microsoft WordやExcelのファイルを読み書きできるオープンソースのオフィス・ソフトウエア。移行により,5年間で約1500万円のコスト削減を見込んでいる。すでに全パソコンへのOpenOffice.orgのインストールを終えており,今後導入するパソコンにはOpenOffice.orgのみを搭載する。

 同市では2008年8月にも経費や職員の反応などの情報をWebサイトで公開しており(関連記事),今回の情報公開はそれに続く第2弾となる。

 今回公開した情報は,発生した問題事例や,マクロ資産の対応方法など。例えば「外字が表示されない」という問題に対して「copy /y c:\windows\fonts\eudc.tte c:\windows\fonts\eudc.ttfを実行することで表示されるようになる」といった対策を掲載している。

 また,ExcelマクロをOpenOffice.orgのCalc上で実行するとエラーが出る場合があるが,「For文による繰り返しの初期値が『Range("C2")』と記載されていたが,これを『Range("C2").value』と修正し,明示的に指定する」などの方法で,正常に動作させることができたケースなどを紹介している。

◎関連リンク
オープンオフィスとODF形式文書を導入(会津若松市ホームページ)