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 米Oracleは米国時間2008年10月8日,プロジェクト・ポートフォリオ管理(PPM)ソフトウエア・ベンダーの米Primavera Softwareを買収することで最終的な合意に達したと発表した。買収手続きは2008年内に完了する見通し。買収金額は公開していない。

 PrimaveraのPPMソフトウエアは,プロジェクトへの投資の提案や優先順位付けのほか,複雑なプロジェクトおよびプロジェクト・ポートフォリオの計画や管理などを支援する。Oracleは,PrimaveraのPPMソフトウエアに同社のアプリケーションとインフラ・ソフトウエアを統合することで,リアルタイムのデータに基づいたリソースの最適化,コスト削減,意思決定などをサポートする総合的なPPM製品の提供を目指す。

 買収後,PrimaveraのPPM製品は「Oracle Enterprise PPM」という名称になり,工学技術,建設,航空宇宙,国防,公共施設,石油/ガス,製造,専門サービスといった業種の企業向けに調整される。また,Primaveraの従業員はOracleが新設するPPMに焦点を当てたグローバル事業部門(GBU)に統合される予定。同部門は,PrimaveraのCEO(最高経営責任者)を務めるJoel Koppelman氏が上級副社長兼ジェネラル・マネージャとして率いる。

 Oracleの社長であるCharles Phillips氏は,「毎年,世界のGDP(国内総生産)の20%がプロジェクトに投じられている。Primaveraの獲得により,企業向けアプリケーション分野においてOracleの優位性の拡大が期待できる」とコメントしている。

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