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 ソフトバンクテレコムは2008年10月14日、SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の考え方を取り入れたシンクライアントサービスの開発に着手した。来年4月のサービス開始を目指す。同日付でソフト開発会社の米デスクトーンとサービス提供者契約を締結し、デスクトーンの仮想デスクトップ運用管理ソフト「Virtual-D Platform」を使ったサービスを提供できる体制を整えた。

 このサービスはパソコンのデスクトップ環境をソフトバンクテレコムが預かり、ネットワーク経由でユーザーにデスクトップ画面を画像として配信するもの。パソコン本体はソフトバンクテレコムのデータセンターにあり、ユーザーは遠隔地からディスプレイとキーボード、マウスをネット越しにつなげるイメージだ。クライアントをデータセンター内に集約できるため、システム管理者の管理負荷を軽減できる。作業データはデータセンター内のサーバーのみに保存されるため、情報漏えい対策にもつながる。

 ソフトバンクテレコムによると、データセンター・ネットワークサービス「ULTINA」ブランドで、法人向けにシンクライントサービスを提供する予定という。現時点で詳細な構成や料金は未定。

 デスクトーンのVirtual-D Platformについては、米大手通信事業者のベライゾンが4月にサービス提供者契約を締結したとの現地報道がある。SaaSならぬ「Desktops as a Service」(DaaS)として、業界の注目を集めている。