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写真●日本イントラネットが参考展示したシン・クライアント・サービス「インターネットきれい」。クライアントはNGN経由で同社が用意するシン・クライアント・サーバーに接続し,同サーバー上で動作する仮想Webブラウザを通じてインターネットを利用する。
写真●日本イントラネットが参考展示したシン・クライアント・サービス「インターネットきれい」。クライアントはNGN経由で同社が用意するシン・クライアント・サーバーに接続し,同サーバー上で動作する仮想Webブラウザを通じてインターネットを利用する。
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 日本イントラネットが「ITpro EXPO 2008 Autumn」において, NTT東西地域会社のNGNを基盤とするシン・クライアント・サービス「インターネットきれい」を参考展示している。閉域網のセキュリティとインターネット・アクセスの利便性を両立させられるのが売り。クライアントはNGN経由で同社が用意するシン・クライアント・サーバーに接続し,同サーバー上で動作する仮想Webブラウザを通じてインターネットを利用する。

 通常ユーザーがNGNを利用するときは,NGN内の通信用とインターネット接続サービス用の2セッションを併用する。インターネットきれいはNGN用セッションのみを使い,インターネットとは直接通信できないようにする。インターネットのコンテンツは,日本イントラネットの提携データセンターのシン・クライアント・サーバーでフィルタリング処理をしたうえで,シン・クライアント経由で利用する。

 同サービスは「回線交換による電話網を置き換えられるだけの能力を持つNGN内でクライアントの通信を完結させる」ことで,セキュリティや信頼性の向上を図る設計思想に基づく。

 NTT東西地域会社のNGNサービス「フレッツ 光ネクスト」での利用が前提だが,「既存のアクセス回線によるインターネットVPNを使うことも想定している」(説明員)。NGNによるエンド・ツー・エンドの帯域制御や回線認証の機能は使えないものの,「インターネット上のホストと直接通信せずにインターネット・コンテンツを利用できる」という特徴はVPNであっても生きるからだ。

 シン・クライアントとしての仕様は,NTTファネットシステムズのディスクレス型シン・クライアント・ソフト「シンクライアントF」と,ウインドウ単位で画面転送可能なWindows Server 2008の「RemoteApp」機能のハイブリッドになる。前者によってハードディスクに機密情報を記録せずにローカルやイントラネットのアプリケーションを実行。インターネット接続が必要な場合はRemoteApp経由でWebアプリケーションなどを利用する。

 提供開始は2008年12月の予定。料金は1クライアント当たり月額1000~2000円に設定する。