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写真●「WAOtech」でデータベースの定義情報を設定しているところ
写真●「WAOtech」でデータベースの定義情報を設定しているところ
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 チェプロは2008年10月15~17日に開催しているITpro EXPO 2008 Autumnで,クライアント/サーバー(C/S)システムをインターネット環境で利用可能にするツール「WAOtech」のデモを披露している。このツールは10月6日に提供を開始したもの。すでにパッケージ・メーカー1社から引き合いがあるという。

 WAOtechはマイクロソフトの開発ツール「Visual Studio 2005」で開発した3層C/Sシステムに対し,クライアントとアプリケーション・サーバー間でインターネットを使って通信するためのモジュールを付加するツール。サーバーやクライアントの接続,開発環境,データベースのレコード定義情報などを設定すると,クライアント側に付加する通信モジュールとサーバー側に付加する通信モジュールを自動生成する(写真)。クライアント側とサーバー側のアプリケーションには,これらのモジュールへのインタフェースを追加するだけですむ。

 クライアント画面の項目単位で通信することなどにより,インターネット環境でもC/Sシステム並みのレスポンス速度を実現できるという。サーバーに接続したときにクライアント・アプリケーションのバージョンをチェックし,新しいバージョンがサーバー上に存在する場合は自動的にクライアントにダウンロードする機能も備える。

 チェプロはWAOtechのベースになる技術を2007年秋に発表。すでに3社のユーザー企業に合計1500クライアントの納入実績がある。2008年7月には,自社の建設業向けERPをWAOtechでWebアプリケーション化した「建設WAO」の提供を開始。2009年には海外向けにも提供を開始する意向だ。

 動作環境はWindows 2000/XP/Vistaで,.NET Framework 2.0/3.0が必要。対応言語/ツールはVisual Basic 2005,Visual C#,Visual C++。データベースとしてSQL Server 2005,Oracle Database 10gが利用可能で,DB2にも今後対応する予定。価格はツールのライセンスが1ユーザーあたり19万8000円,クライアント・ライセンスが1ユーザーあたり1万5000円,サーバー・ライセンスは無料。