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 米IBMは米国時間2008年10月16日,2008年第3四半期の決算を発表した。売上高は253億ドルで前年同期比5%の増加(為替の影響を除いた場合は2%増)。継続事業による純利益は28億ドルで,前年同期から20%増。希薄化後の1株当たり利益は2.05ドルで,前年同期比22%増だった。サービス部門とソフトウエア部門が好調で,粗利益率が前年同期の41.3%から43.3%に上昇した。

 売上高を地域別でみると,米大陸は105億ドルで前年同期比3%増(為替の影響を除いた場合は2%増)。欧州/中東/アフリカ(EMEA)は89億ドルで同10%増(同4%増)。アジア太平洋地域は52億ドルで同6%増(同1%増)。OEM収入は6億7300万ドルで前年同期から24%減少した。

 ソフトウエア事業の売上高は52億ドルで,前年同期に比べ12%増(為替の影響を除いた場合は8%増)だった。「WebSphere」「Information Management」「Tivoli」「Lotus」「Rational」を含むミドルウエア製品の売上高は41億ドルで同12%増,OSの売上高は5億9400万ドルで同5%減となった。

 Systems and Technology部門の売上高は,前年同期比10%減の44億ドル(為替の影響を除いた場合は11%減)だった。システムの売上高が同7%(同8%)減少した。その中でメインフレーム・サーバー「System z」の売上高は同25%伸びており,すべての地域で2ケタ台の成長を達成した。

 Global Services部門の売上高は前年同期比8%増(為替の影響を除いた場合は4%増),Global Financing部門の売上高は6億3300万ドルで同2%増(同1%減)だった。

 IBM会長兼社長兼CEOのSamuel Palmisano氏によると,「当社の安定した経常利益および収益ベース,幅広い製品やサービスに加え,主要市場における生産性の管理や新興国の成長に対する投資戦略などにより,誰も予測できなかったような経済環境において業績を伸ばすことができた」という。

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