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 ITサービス・プロバイダのインドWiproは現地時間2008年10月22日,同年7~9月期(2008会計年度第2四半期)の決算を発表した。米国会計原則(GAAP)ベースの売上高は641億ルピー(約13億8000万ドル)で前年同期から36%拡大,純利益は82億2000万ルピー(約1億7700万ドル)で同1%増となった。1株当たり利益は5.66ルピー(約12.1セント)で同1%増加した。

 事業別に見た場合,IT Services事業の売上高は473億4000万ルピー(約10億1900万ドル)で前年同期から36%増加した。EBIT(利払い前・税引き前利益)は95億9000万ルピー(約2億650万ドル)で同26%の増益。同社の総売上高に対して同事業が占める割合は74%だった。同事業では今期,28社の新規顧客を獲得した。

 一方,IT Products事業は前年同期から44%の増の売上高を達成しており,EBITも同26%伸びた。Consumer Care&Lighting事業は,売上高が同36%増で,EBITが同32%増となった。IT Products事業が同社の総売上高に対して占める割合は14%で,Consumer Care&Lighting事業は同8%だった。

 同社会長のAzim Premji氏は,「世界景気は過去2カ月間で悪化しており,この影響により短期的な見通しは慎重なものとなる。しかしながら,当社のビジネス・モデルによってこの困難な時期を乗り切ることができると確信している」と述べた。

 同氏は,第3四半期(2008年10~12月期)の見通しとして「IT Services事業の売上高は11億2100万ドル前後になるだろう」と予測している。