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 エンバカデロ・テクノロジーズは,リレーショナル・データベース管理システムの新版「InterBase SMP 2009日本語版」を,2008年10月23日に販売開始した。2008年11月12日に出荷する。新たに,標準でマルチコア/SMP(対称型マルチプロセッサ)環境で動作するようにした。価格は,サーバー・ライセンスが1クライアント・アクセス・ライセンス付きで税込み4万950円など。開発会社は,米Embarcadero Technologies。

 InterBaseは,店頭パッケージ販売や数万円程度という価格設定,エンドユーザーの利用を意識した自動チューニング機能の装備など,軽量DBMSとしての側面を持つ。用途に応じて,データベース・サーバーとして利用できる「Server Edition」のほか,デスクトップで利用するための「Desktop Edition」,Desktop Editionをベースに軽量化を図り,アプリケーションへの組み込み用途を狙ったOEM版「ToGo Edition」がある。

 新版では,標準でSMPで動作するようにした。SMPにより,現在普及しているマルチコアCPUなどを効率的に利用できるようになり,処理性能が高まった。また,データベース/カラム単位のデータ暗号化(DESまたはAES)やネットワーク転送データの暗号化など,セキュリティ機能を強化した。また,今回から新たに組み込み用途のOEM版であるToGo Editionを製品ラインに追加した。ToGo Editionのフットプリントは,2MB未満としている。

 稼働OSは,Windows 2000以降,各種Linux,Solaris。価格は以下の通り。Server Editionは,1サーバー・ライセンスと1クライアント接続ライセンスのセットで税込み4万950円,1クライアント接続ライセンスで3万1500円。Desktop Editionは,1ユーザー税込み9450円。ToGo Editionは要問い合わせ。なお,InterBaseは,米Borland Softwareの開発ツール部門だったCodeGearの製品ラインである。2008年に入り,米Embarcadero TechnologiesがCodeGearを買収した。