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 TBSは2008年11月5日,2008年度中間期(2008年4~9月期)の決算を発表した。連結の売上高は前年同期に比べて12.3%増加の1784億900万円,営業利益は同10%減少の97億7800万円,経常利益は同9%減少の113億3400万円だった。テレビとラジオの広告市場の低迷が続き,広告収入は前年度の実績を下回ったが,放送外収入の増加によって増収を維持した。ただし,利益は前年度比の実績を下回った(決算短信)。

 広告収入は,テレビとラジオのいずれも前年度割れとなった。テレビの広告収入は前年同期に比べて6.9%の減少,ラジオは同7.7%の減少だった。2008年度上期の平均視聴率はゴールデンタイム(午後7~10時)が11.1%で6局中4位,プライムタイム(午後7~11時)は10.9%で同5位と苦戦した。

 放送外収入では,映像・文化事業の売上高が前年同期比81%の増加,営業利益が33.7%の増加で,連結業績の底上げに貢献した。TBSは2008年7月に,雑貨販売店「PLAZA(プラザ)」(旧ソニープラザ)の運営会社など複数の流通子会社を傘下に持つ「スタイリングライフ・ホールディングス」を子会社にした。これにより,映像・文化事業の収入は大幅に増加した。不動産事業では複合施設である「赤坂サカス」を2008年春に稼働させ,不動産収入を稼いだ。