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写真●「CLUSTERPRO X 2.0」のデモの様子
写真●「CLUSTERPRO X 2.0」のデモの様子
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 NECは2008年11月13日まで開催中の「iEXPO2008」で、クラスタリングソフト「CLUSTERPRO X 2.0」の仮想化環境における柔軟性をアピールした(写真)。同ソフトは10月にマイナーバージョンアップしたばかり。不具合発生時に、クラスタ化した仮想マシンを自在に配置可能にし、信頼性を向上させた。

 CLUSTERPROは複数のハードウエアで動作するホストOSをクラスタ化するだけでなく、ホストOS上で動作する仮想マシン同士もクラスタ化することができる。ホストOSと仮想マシンの2つのレベルでクラスタ化するため、1台のハードウエアに不具合があっても、別のハードウエアに処理を引き継ぐことでサービスの停止を防げる。つまり、クラスタ化したホストOS間、仮想マシン間の両方で冗長化しているわけだ。

 ただ、この方式には弱点があった。仮想マシンに不具合が発生すると待機系ハードウエア上の仮想マシンに切り替えるものの、その仮想マシンは冗長構成ではなくなってしまう。

 10月のマイナーバージョンアップでは、その弱点を補った。仮想マシンに不具合があった場合には待機系ホストOS上の仮想マシンに処理を引き継ぐとともに、本番系仮想マシンと同じ環境を待機系ホストOS上で起動しなおす。つまり待機系のホストOS上で本番系仮想マシンと待機系仮想マシンを動かすため、冗長構成を保ったままとなる。この新機能により、信頼性が向上した。

 このほか、待機系仮想マシンを動かすハードウエアのCPUクロックを下げて消費電力を低減する機能も新たに搭載した。約20%消費電力を削減できるという。CLUSTERPRO X 2.0の価格は100万円から。