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 米アマゾン・ドット・コムは2008年11月18日(米国時間)、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス「Amazon CloudFront」を開始した。あらゆる規模のユーザーを対象としたCDNサービスで、「月額固定料金や、月間最低転送量などが無く、誰でも手軽に始められることが特徴」(同社)としている。転送量が月間10Tバイト以下の場合の転送料金は、1Gバイト当たり0.17ドルである。

 Amazon CloudFrontは、アマゾンのWebストレージ・サービス「Amazon S3」にユーザーが格納したデータを、世界各地に対して高速に配信するというCDNサービスである。アマゾンは、米国に8カ所、欧州に4カ所、香港、日本にそれぞれ1カ所の、合計14カ所のエッジサーバー網を構築。ストレージサービスのAmazon S3から直接配信するのではなく、ユーザーにより近いエッジサーバー網から高速にデータを配信できるとしている。現在、Amazon S3用のデータセンターは、米国と欧州にのみ存在するため、特にアジア圏でデータを配信するのに有利なサービスといえる。

 Amazon CloudFrontは、クレジットカード情報をアマゾンに登録すれば、誰でも利用できる。コンテンツ配信料金は、配信する場所によって若干異なる。米国向けに配信する場合、転送量1Gバイト当たりの料金は0.17ドル~0.09ドルで、別に1万リクエスト当たり0.01ドルを課金する。欧州向けの場合、転送量1Gバイト当たりの料金は0.17ドル~0.09ドルで、1万リクエスト当たり0.012ドルを課金する。

 アジア地域での料金は高い。日本向けに配信する場合、転送量1Gバイト当たりの料金は0.22ドル~0.137ドルで、1万リクエスト当たり0.013ドルを課金する。香港向けに配信する場合は、転送量1Gバイト当たりの料金は0.21ドル~0.13ドルで、1万リクエスト当たり0.012ドルを課金する。