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写真●最上位機種の「Sun Storage 7410」
写真●最上位機種の「Sun Storage 7410」
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 サン・マイクロシステムズは2008年11月19日、ストレージ製品3機種の出荷を開始した。同社が打ち出した「Open Storage」というコンセプトにのっとった製品の第1弾。「かつてサーバーのオープン化を推し進めたのと同様に、ストレージのオープン化を進める。顧客をベンダーの独自仕様から解放する」とストレージ・ビジネス統括本部ソリューション技術本部の小須田哲朋テクノロジー・コンサルタント部ソリューショングループリーダーは説明する。

 「Open Strage」は「オープンスタンダードのハードとソフトを組み合わせて作ったストレージ」(小須田グループリーダー)。AMD製のCPUやオープンソースの管理ソフトなどで構成する。管理ソフトはOpenSolarisの開発コミュニティが作成したもの。ファイルシステムなどもOpenSolarisで使われている技術を採用している。オープンソースであるため、ソフト自体のライセンスは無料。これにより、「独自仕様の他社製品と比べて、同等性能でも10分の1程度の価格に抑えた」(小須田グループリーダー)という。

 パフォーマンスを向上させるため、「Hybrid Storage Pool」と呼ぶアーキテクチャを採用した。必要に応じてSATA(Serial ATA)ディスク、SSD(Solid State Drive、半導体メモリー)、DRAMなどを組み合わせる。例えば、最上位機種の「Sun Storage 7410」(写真)では、DRAMを1次キャッシュ、SSDを2次キャッシュとして使う。

 価格は、146ギガバイトのSAS(Serial Attached SCSI)ディスクを16台搭載する「Sun Storage 7110」が178万1000円、1テラバイトのSATAディスクを最大48台搭載できる「同7210」が566万9000円から、1テラバイトのSATAディスクを最大287台搭載できる同7410が656万円から(いずれも税別)。従来から同社が提供していたストレージ製品は、今後も販売する。