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 米Sun Microsystemsはフランスで現地時間2008年11月19日,「MySQL」データベース・アプリケーション用の分析ツール「MySQL Query Analyzer」を発表した。サブスクリプション形式サービスの新版「MySQL Enterprise Fall 2008 Release」の契約者に提供する。新版は30日以内に利用可能とする予定。

 MySQL Query Analyzerは,MySQLデータベース・アプリケーションのSQLクエリー処理を分析し,高速化につなげるためのツール。MySQL Enterpriseの監視サービス「MySQL Enterprise Monitor」に統合されている。管理対象の全MySQLサーバーからクエリー実行回数/時間と一連の結果を取得し,各種条件でソートしたり検索したりして確認できる。過去のデータを調べるほか,リアルタイム分析も行える。

 同社が引用した米Big Fish Gamesソフトウエア開発エンジニア,Keith Souhrada氏のコメントによると,「MySQL Query Analyzerで問題のあるSQLコードを特定/分析できるようになり,データベースの性能が3倍に向上した。特に素晴らしかったのは,この作業が数週間でなく3日で終わったことだ」という。

 MySQL Enterpriseは,データベース・サーバー「MySQL Enterprise Server」にMySQL Enterprise Monitorやソフトウエア・アップデート・サービス,24時間365日体制の技術サポート・サービスなどを組み合わせて提供する有償サービス。料金は1サーバー当たり年額599~4999ドル。サーバー数無制限の場合は年額4万ドルから。Sunは新版を30日間無償で試用可能なトライアル・サービスを用意している。

 MySQLは,Sunが買収したスウェーデンMySQLのオープンソース・データベース・ソフトウエア(関連記事:Sun,買収完了したMySQLの製品とサービスを提供開始)。毎日6万5000回以上ダウンロードされているという。Sunは新版「MySQL 5.1」を2008年第2四半期に提供する計画だったが,まだリリースしていない(関連記事:SunがMySQL 5.1を2008年Q2にリリース,最大15%高速化)。

 米メディア(CNET News.com)によると,MySQL 5.1の提供開始は12月6日以降になるという。

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