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 NTTドコモは2008年11月21日,1台の携帯電話で二つの電話番号とメール・アドレスを利用できるサービス「2in1」の提供条件を12月1日から変更すると発表した。Aナンバー契約(一つ目の電話番号)とBナンバー契約(二つ目の電話番号)を異なる名義で契約する場合,「個人名義と法人名義」または「法人名義と法人名義」の組み合わせに限定する。

 変更の理由は「ユーザー間の不公平性をなくすため」(NTTドコモ)。同社によると,2in1を異なる個人名義で契約できるようにすると,「裏技のような使い方ができてしまう」という。

 例えば恋人同士のXとYがいるとする。Xの携帯電話で2in1を契約してAナンバー契約をX名義,Bナンバー契約をY名義とすると,Yが所有する別のドコモ携帯電話との間で家族内割引サービスを適用できる。この結果,XとYとの間で24時間無料通話(国内)が可能になる。2in1の料金(タイプSS 2in1で「ファミ割MAX50」または「ひとりでも割50」を適用した場合の基本料は980円など)はかかるが,ボーダフォン(現:ソフトバンクモバイル)が以前提供していた「LOVE定額」と似たようなことができてしまう。

 こうした使い方は「ある程度予想していたが,気付いている人といない人の間で不公平感がある。2in1はもともと個人用と会社用で一人で2台を持ち歩くユーザーの利用を想定したものなので,提供条件を見直すことにした」(同社)。ただし,現在,異なる個人名義で契約しているユーザーに関しては12月1日以降も継続して利用できるという。

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