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 米連邦取引委員会(FTC)は米国時間2008年11月24日,メモリー関連の標準策定で米Rambusの詐欺的行為があったとする事案について,コロンビア地区巡回上訴裁判所が下した判決を不服として米最高裁判所に上訴したと発表した。

 FTCによると,Rambusはコンピュータ・メモリーの標準策定作業に参加した際,自社特許に関する重要な情報を隠ぺいし,また標準策定作業を通じて取得した情報を利用して,特許利益を得られるように仕組んだという。

 FTCは,Rambusの不正行為が市場競争にマイナスの影響を与えたと主張。またRambusがこうした行為により,標準仕様に採用された4種類の技術によって不正に独占的地位を築いたと非難している。

 米InfoWorldによると,2008年4月,上訴裁はFTCの主張を退ける判決を下した。FTCはこの上訴裁の判決を受け,大法廷(en banc)での再審理を要請したが,却下されたため,2008年11月22日に最高裁に上訴した。