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写真:「デジタル放送の日」のイベントに参加した麻生首相(左から3人目)と鳩山総務相(同4人目)
写真:「デジタル放送の日」のイベントに参加した麻生首相(左から3人目)と鳩山総務相(同4人目)
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 地上デジタル推進全国会議は2008年12月1日,「デジタル放送推進のための行動計画」(第9次)を公表した。全国会議は第6回総会を東京都内のホテルで同日に開催し,全国会議の幹事会が作成した計画案を承認した(発表資料)。

 全国会議が毎年作成しているデジタル放送推進のための行動計画は,地上波放送の完全デジタル移行に向けて,政府や放送事業者などの関係者が行うべき事項と,そのスケジュールをまとめたものである。第9次行動計画では,「地上アナログ放送終了のリハーサルの実施」や「地上アナログ放送終了後における一部の地上デジタル放送用周波数(第53チャンネルから第62チャンネルまでの周波数)の切り替え事業」などを,新たな項目として加えた。

 全国会議の総会終了後には,「デジタル放送の日 記念の集い」が開催された(写真)。同会合に参加した麻生太郎首相は,「テレビは国民生活を支える重要なインフラの一つだ。すべての国民に行きわたるようにしなければならない」と述べた。鳩山邦夫総務相は,「(地上アナログ放送の終了日である)2011年7月24日を延期しないで断固実行することが重要」と決意を述べた。

 地上デジタル放送用受信機の2008年9月末における普及台数は約4113万台で,目標数値(約3900万台)を上回った。一方,同じ時点の普及世帯数は約2345万件で,目標数値(約2600万件)には達しなかった。普及世帯数の増加ペースを上げることが,地上デジタル放送関係者の当面の課題となる。