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 セイコーエプソンは12月1日、プリンタ消耗品のサプライチェーンマネジメント(SCM)システムを刷新したと発表した。日本を含むワールドワイドの11拠点における生産・販売・在庫を管理するための仕組みで、今年11月に稼働。NECの支援を受けて2年半かけて構築した。

 エプソンはインクカートリッジなど6000品目のプリンタ消耗品を国内外の製造6拠点、物流5拠点で扱っている。ところがこれらの拠点における生産・販売・在庫をExcelベースで入力・管理していた。このため、本社での集約に時間と手間がかかっていた。いわゆる「Excelレガシー」の状態だった。

 今回、エプソンはi2テクノロジーズのパッケージを利用して新SCMシステムを構築。長野県塩尻市の本社で、ワールドワイドのデータを迅速に集約できるようにした。これにより1カ月のサイクルで立てていた生産・販売・在庫の計画を、週次で立てられるようになったという。またこの取り組みで、2010年度までに在庫を70億円分減らす。

 投資額は非公表だが、5億円程度と見られる。今後、プリンタ本体にも新システムを展開していく。