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 米Googleは,オープンソースのWebブラウザ「Google Chrome」で拡張機能を追加できるようにする計画を明らかにした。同社のプログラマAaron Boodman氏が米国時間2008年11月29日に自身のブログに投稿した記事によると,同氏と他のスタッフは過去数週間にわたってChromeにおける拡張機能の動作について調べており,計画の手始めとしてChrome関連のWebサイトで開発者向けに設計ドキュメントを公開した。

 設計ドキュメントでは,「Chromium(Chromeのオープンソース・プロジェクト)は最小限の軽量ユーザー・インタフェースを目指しているため,多くの機能を搭載するわけにはいかない。しかし,各ユーザーによってブラウザを使う環境はさまざまで,それぞれのニーズに合った機能が必要となる」とアドオン対応の背景について説明している。

 Boodman氏が,いずれサポートしたいと考えている拡張機能には,広告ブロックやプライバシ管理,ペアレンタル・コントロールなどのコンテンツ・フィルタリングのほか,ブックマークやナビゲーション・ツール,ダウンロード管理などがある。また,電話番号をクリックしてIP通話発信するSkype用機能などもリストに挙げている。

 拡張機能は,HTMLやJavaScript,CSSなどのWeb技術を使い,特別なAPIを用いて実装する。あらゆるタイプの拡張機能を処理可能な単一のシステムを構築する予定で,自動アップデート,パッケージング,セキュリティなどの共通インフラを提供する。

 なお,拡張機能の開発には,Googleの製品あるいはサービスを使う必要はない。

[Boodman氏のブログ投稿記事]
[拡張機能設計ドキュメント]