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NetSuite-Release J
NetSuite-Release J
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 ネットスイートは,SaaS型で提供する中小企業向けERPソフトの新版「NetSuite-Release J」(NetSuite 2008.2相当)を,2008年12月9日に販売開始した。新版では,消費税への対応など,日本向けのローカライズを施した。これにより,今バージョンから,サブ機能版に当たるCRMソフトに加え,フル機能版に当たるERPソフトの一般向け販売を本格化する。価格は,基本契約が月額6万円(税別)で,月額利用料は1ユーザー1万3000円(税別)。

 NetSuite-Release Jは,SaaS型のERPソフトである。単一のリポジトリを用いて,見積もり,受注,出荷,請求といった個々の業務プロセス同士を連携させる。特徴は,会計や税務のほかに,業績を把握/分析するBI機能や電子商取引機能,CRM/SFA機能などに注力している点。クライアント画面はAjaxを利用したWeb画面であり,経営者や営業担当者など役割に応じたダッシュボードを使い分けられる。

 今回の新版では,日本語のローカライズを施した。「消費税」の扱いや(20日締め翌月末払いなどの)「締め請求」といった,日本の商習慣ルールを標準で実装している。世界各国の言語や通貨,会計制度などを混在させられる最新バージョン「NetSuite OneWorld」における日本向け製品という位置付けだ。グローバル経営企業が母国の通貨単位で連結業績を一覧するといった使い方が可能。

 なお,これまで日本国内では,フル機能であるERPソフトの一般向け販売は本格化しておらず,機能をCRMと受注管理に絞ったサブ機能版の「NetSuite CRM+」が一般的だったという。これからは,NetSuite CRM+に加えて,ERPや電子商取引機能を含んだフル機能版のNetSuite-Release Jの一般向け販売が本格化するとしている。