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 ジャパンケーブルネット(JCN,本社:東京都中央区,社長:近藤一朗氏)は2008年12月17日,テプコケーブルテレビ(本社:さいたま市,社長:野口悦雄氏)から,同社が展開している有料事業(放送事業やインターネット接続事業など)と難視聴対策事業の一部を分社して新設する子会社の全株式を譲り受けることで合意したと発表した。さらに同日,電源開発が保有する川越ケーブルビジョン(本社:埼玉県川越市,社長:大橋裕寿氏)の株式を譲り受けることでも合意したと発表した(発表資料)。

 JCNは同日に,2社とそれぞれ株式譲渡契約を交わした。JCNはテプコケーブルの子会社と川越ケーブルを2009年4月1日に子会社にして,経営権を取得する。JCNの株式保有率は,テプコケーブルの子会社が100%,川越ケーブルが95.83%(間接保有を含む)となる予定だ。

 JCNは2001年3月の設立以来,ケーブルテレビ(CATV)事業者への積極的な資本参加を進めており,今回の株式取得によりグループ会社は17社となる。今後もスケールメリットを生かしたCATV事業の運営を行うとともに,独創性を重視した地域情報サービスの拡充を図る。JCNグループの一員になるテプコケーブルの子会社と川越ケーブルは,各サービスエリアにおける地域メディアとしての基盤の強化を目指す。