PR
図1●2009年の四つのトレンド
図1●2009年の四つのトレンド
[画像のクリックで拡大表示]
図2●「2009年は急回復する」と予測
図2●「2009年は急回復する」と予測
[画像のクリックで拡大表示]

 「2009 International CES」の開幕に先立ち,主催者の米家電業界団体Consumer Electronics Association(CEA)が報道機関向けイベント「State of the Industry」で,2009年のデジタル家電のトレンドを発表した。(1)「グリーン」は購買動機になる,(2)インターフェイスと表示の革新,(3)ひもなし,サービス付き,(4)インターネット接続製品は伸びる,の四つだ。

 (1)のグリーンについては,「まだ現状では『エコだから買う』という消費者は少ないが,今後増える」とCEAは指摘する。(2)の表示革新は,タッチ・パネルや音声入力を指す。(3)は,ワイヤレス機器にサービスを提供するトレンドを示したもの。(4)は,ネット接続でサービスが得られる携帯機器を念頭に置いたものである。いずれも当然の指摘だといえよう(図1)。

 不況の影響については,「確かに影響はあるが,2008年の第3四半期がボトムで,2009年は急回復する」(CEA)という楽観的な予測を打ち出した。それに対して,多くのジャーナリストは「見方が甘い」としていた(図2)。

 CES開幕前の恒例行事であるこのイベントは,毎回,豊富な図表を用いて分かりやすくデジタル家電業界の状況を教えてくれる貴重な場になっている。昨年の説明資料は図表が少なくテキスト中心だったが,「分かりにくかった」という声が大きかったためか,今年はまた図表主体の説明に戻っていた。