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 米Palmは米国時間2009年1月8日,新たなモバイル機器向けソフトウエア基盤「Palm webOS」と,同基盤を搭載する携帯電話機「Palm Pre」を発表した。米国向けPalm Preの販売は,米Sprint Nextelが2009年上半期から独占的に行う。価格は未定。米国外での販売も計画している。

 webOSは,新たにモバイル機器用として設計したソフトウエア。CSSやXHTML,JavaScriptといったWeb技術に対応しており,Webと連動するアプリケーションを利用できる。複数のアプリケーションを同時に動かすことも可能。スケジュールやアドレス帳,各種メッセージング・アプリケーションなどさまざまな情報源からデータを集め,まとめて確認できる機能「Palm Synergy」を備える。

 Web開発者によく使われているオープンな開発環境を用意しており,webOS用アプリケーションやwebOS搭載デバイスなどの開発に利用できる。開発したアプリケーションを無線経由でwebOSデバイスに配信する,といったオンラインでの提供も可能。

 Palm Preは,3.1インチ/320×480ピクセル表示のタッチ・パッド付き画面を持つ。画面をスライドすると,QWERTYキーボードが現れる。メッセージング機能(IM/SMS/MMS)のほか,POP3またはIMAP経由のメールも利用できる。対応ネットワークはEVDO Rev. AまたはUMTS HSDPA。IEEE802.11b/gとBluetooth 2.1にも対応している。

 300万画素のカメラを内蔵し,GPS機能を備える。MicroUSB端子経由でUSB 2.0による通信が可能。USBマスストレージ・デバイスとしても機能する。内蔵ストレージ用メモリーは8Gバイトあり,そのうち7.4Gバイトがユーザー領域。加速度センサーを搭載しており,本体の傾きを変えると画面の向きも自動的に変わる。バッテリは取り外して交換できる。

 キーボードを収納した状態のサイズは,幅59.57×長さ100.53×厚さ16.95mm。重さは135g。

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