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図1●現在の最新機種と消費電力を比較。上がVE5シリーズ。下が現在販売しているVシリーズ
図1●現在の最新機種と消費電力を比較。上がVE5シリーズ。下が現在販売しているVシリーズ
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図2●環境対応を前面に押し出した展示
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 ソニーは2009年1月7日,報道陣向けに開催したCES 2009のプレス・カンファレンスで,消費電力を従来製品比で40%削減した液晶テレビ「VE5シリーズ」を発表した(図1,2)。バックライトの光源には,「HCFL(hot cathode fluorescent lamp)」を採用している。

 このほか,周囲の明るさに合わせて輝度を変えるための照度センサーや,一定時間テレビを視聴している人がいなくなった場合にスイッチを切り、戻ってきたときに再び映像を表示するための人感センサーを搭載している。52型,46型,40型の3機種を2009年夏に発売する予定である。

 今回光源に使用したHCFLは,これまではCCFL(cold cathode fluorescent lamp)に比べて高輝度を得ることを狙って使用を検討することが多かった。ソニーは輝度をCCFLと同等に抑え,消費電力を削減する手段に用いた。HCFL自体は外部調達だが,バックライトは独自に開発した模様である。VE5シリーズは従来の中位機種である「Vシリーズ」の上位に位置付ける。

 今回のCESでは,同社だけではなく,低消費電力,リサイクル体制の整備,工場で排出する温暖化ガスの削減などさまざまな切り口で,多くのテレビ・メーカーが自社製品の環境適応性をアピールしている。米国内で環境対応に対する意識の高まりを反映して,良くも悪くも目立ちやすい製品であるテレビに,いち早く対策を施している。