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 韓国Samsung Electronicsは米国時間2009年1月8日,米ネバダ州ラスベガスで開催中の「Storage Visions 2009」で,記憶容量100Gバイトのアプリケーション・サーバー向け半導体ディスク(SSD)「Samsung SS805」を開発したと発表した。

 SS805は,SLC(Single Level Cell)タイプのNAND型フラッシュ・メモリーをベースとする2.5インチ型SSD。回転数1万5000rpmのSAS(Serial Attached SCSI)対応HDD(ハードディスク・ドライブ)を代替するものと位置づけられている。

 1秒当たりのI/O処理数(IOPS)は,回転数1万5000rpmの最速レベルのSAS対応HDDの10倍以上に達する。データの読み込み速度は230Mバイト/秒,書き込み速度は180バイト/秒で,1ワット当たりのIOPSは,回転数1万5000rpmの2.5インチ型SAS対応HDDの約100倍になるという。

 一般的な回転数1万5000rpmのHDDは,動作時に8~15ワット,アイドル・モード時で1~2ワットの電力を消費する。それに対し,SS805は消費電力を動作時で1.9ワット,アイドル・モード時で0.6ワットに抑えている。

 SS805はデータの暗号化機能を備え,停電時に記録中のデータをすべて保存する機能も搭載する。SS805は,2009年第1四半期中に販売される見通しである。

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