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写真1●メニュー画面で「Webサービス」「動画」「音楽」などの項目を切り替える。右側にはウィジェットが表示される
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写真2●WebサービスからYouTubeを選んだところ。リモコンだけで簡単に操作できるようにしたという
写真2●WebサービスからYouTubeを選んだところ。リモコンだけで簡単に操作できるようにしたという
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 動画や音楽などの再生に対応したテレビ用のメディア・ブラウザを開発している英オレガン・ネットワークスは,2009年1月8日から開催された2009 International CESで,関係者に同社の最新ソフト「Onyx」を見せている。

 リモコンで簡単に操作できるようにユーザー・インタフェースを工夫したほか,ウィジェット機能を搭載してインターネットからの情報を画面に表示できるようにした。テレビ内蔵コントローラやCATVのセットトップ・ボックスへの実装を想定する。同ソフトを搭載した製品は2009年末から2010年に登場する見通し。

 ユーザーが簡単に使えるように,パソコンのような難しさを排除することを目指した。例えば,メイン画面を開くと,大きなアイコンが表示され,リモコンのボタンを押すと「Webサービス」「動画」「音楽」などのメニューを切り替えられる。メニューは大きな絵柄で描かれており,一見して内容が分かるようにした(写真1写真2)。

 ユーザー・インタフェースはHTMLとAjaxによって作られており,「テレビやセットトップ・ボックスのメーカーが独自にカスタマイズしやすくなっている」(ミルヤ・ティマーガレイヴァ マーケットストラテジー バイスプレジデント)。

 OSはLinux,ウィジェット機能はW3Cが定めた規格を採用した。テレビを見ながらでも,天気やニュースなど各種情報を表示できる。DLNA1.5に対応しており,ほかのネットワーク機器やパソコンとのデータ連携もできる。

 これまでも,DLNAに対応した機器は複数登場してきていたが,ユーザーに浸透するまでには至っていない。その理由をティマーガレイヴァ バイスプレジデントは,「従来は,外付け型のDLNA機器がほとんどだったから」と分析する。外付け型では,設定方法などが煩雑になり,ユーザーの利用意欲が落ちるからだという。

 現在では,メーカーやCATV会社が,ユーザーの利便性向上のためにテレビやCATVの受信機にメディア・ブラウザを内蔵するという動きが進んでいる。「動画などWeb上のコンテンツが充実してきていることも追い風になる」(ティマーガレイヴァ バイスプレジデント)としている。