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 インドITアウトソーシング大手のSatyam Computer Servicesは現地時間2009年1月11日,インド企業省が任命した取締役3人の加入を発表した。同社は過去の大規模な粉飾決算が露呈し,同社創立者で会長を務めていたRamalinga Raju氏が引責辞任している(関連記事:インドITアウトソーシング大手のSatyamが粉飾,会長が引責辞任)。

 今回,同社の取締役に任命されたのは,インドの金融大手HDFC会長のDeepak S. Parekh氏,インド・ソフトウェア・サービス協会(NASSCOM)会長のKiran Karnik氏,元インド証券取引委員会(SEBI)メンバーで証券業上訴廷議長を務めた経験のあるインド国立証券取引所ディレクタのC. Achuthan氏の3人。

 なお,政府は上記3人を含め10人の取締役を任命する予定で,Satyamもこれを受け入れることに同意している(Satyamのプレス・リリース)。

 同社は新構成による取締役会の第1回会議を開き,事業継続を保証することにより,顧客,従業員,サプライヤ,投資家の信頼回復を図ることを最優先課題として決定した。

 政府は引き続き追加の取締役を任命し,メンバーが揃ったところで会長を決定する。今後数カ月にわたり,取締役会は頻繁に会合を開く。また,48時間以内に外部の会計担当を決め,第3四半期業績の修正内容を発表する。

 同社は,「混乱を最小限にとどめ,サービス安定を図ることを顧客に確約する」と述べている。同社によると,政府もSatyamの迅速な建て直しと通常業務の遂行に協力する意向だという。

[発表資料(1)]
[発表資料(2)]