Microsoftは米国時間2009年1月11日,企業をターゲットとする新しい広告キャンペーンを開始した。今回のキャンペーンのテーマとして掲げている「It's Everybody's Business」は,「会社の成功は,所属するすべての人が関与している」ということを強調するもの。同社は,「適切な人材に適切なソリューションを与えることで会社の成功につながる」と説明している。この広告キャンペーンは,テレビ,オンライン,印刷媒体を通じて展開される。
同社のAdvertising and Customer Engagement Teamのジェネラル・マネジャのGayle Troberman氏によれば,今回のキャンペーンは,「適切な技術を通じて社員に力を与えることで,どのように事業の成功につなげられるか」を示すことを目的としている。前回の企業向けキャンペーンでは,「ソフトウエアを使ってどのようなことができるか」を理解してもらうことを目的としており,今回のキャンペーンは,さらに一歩進めて,「同社の製品がどのように社員に力を与えるか」をより詳しく説明するものだという。同氏は,「ソフトウエアは競争優位性を提供するものであり,多くの企業が事業を継続させるために苦闘している中で特に重要だ」としている。
新しいテレビ・コマーシャルは,米Quicksilverや米Coca-Colaといった世界の主要企業の幹部とのインタビュー音声を使って,アニメーションで表現する。これらの企業が技術を通じてビジネス上の問題を解決し,チャンスをつかみ,競争力を高めた方法について説明している。
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