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 米SCO Groupは米国時間2009年1月12日,一部事業の競売を含む更正計画を明らかにした。同社は2007年9月14日に,連邦破産法11条の適用を申請している。

 同社は1月8日付けで米デラウェア州の破産裁判所に更正計画と開示説明書を提出。更正計画には,運営資金調達を目的とした,UNIX製品「OpenServer」シリーズとモバイル事業の競売が盛り込まれている。競売にかけることで,両事業の資産価値を最大限に引き出し,長期にわたる事業運営が可能になるとしている。同社によると,すでに複数の投資グループが買収に関心を示している。米メディア(InfoWorld)は,両事業の最小入札価格は約600万ドルだが,各事業を個別に落札することも可能と報じている。

 競売で事業を売却できない場合,同社はOpenServerや,「UnixWare」「SCO Mobile Server」などのUNIXおよびモバイル関連製品の販売とサポートを継続する。同社は,価格およびライセンス体系の見直しやコスト削減によって,事業の運営に必要な資金を補てんする考え。

 また同社は2009年に,VMwareやHyper-Vに対応したUNIX向け仮想化製品「SCO UNIX Virtual」のほか,生産性アプリケーション「FCmobilelife」やタスク管理「FCtasks」といったiPhone向け製品の出荷を予定している。

 SCO,CEOのDarl McBride氏は,「事業の競売は,破産法の保護下から脱却するための重要な一歩。UNIX著作権を巡る米Novellとの係争に敗れた当初は,当社事業や株主と顧客の保護を最優先した。その後,破産法の保護から脱するためにたゆまぬ努力を続けてきたが,今回提出した更生計画によってその目標を達成できると確信している」と述べた。

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