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写真●米ヒューレット・パッカードのハーバート・ズウィンガー副社長兼ゼネラルマネージャー
写真●米ヒューレット・パッカードのハーバート・ズウィンガー副社長兼ゼネラルマネージャー
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 米ヒューレット・パッカード(HP)がメインフレームからUNIXサーバーへの置き換えを進めている。同事業を牽引するハーバート・ズウィンガー副社長兼ゼネラルマネージャーが会見し、「経済状況が厳しい現在こそ、メインフレームの置き換えによるコスト低減が効果を発揮する」と話した。ズウィンガー副社長はアジア太平洋と日本地域のUNIXサーバー事業を統括する。会見の要旨は以下の通り。

なぜ今メインフレームの置き換えを積極的に進めるのか。

 当社にとっては昨日や今日に始めたことではない。25年来、メインフレームからの置き換えに取り組んできた。
 ただし当時は大型のメインフレームを置き換えるだけのパワーがUNIXサーバーになかった。このため多数のサーバー機を並べざるを得ず、思うようにコストを低減できなかった。スキルや人材も不足していた。
 現在、状況は大きく変わった。当社は大型サーバー「Superdome」やミッションクリティカルな業務にも堪えるクラスタリングソフト「MC/Serviceguard」など、包括的で強力な製品構成を持っている。
 人材面ではEDSを買収し、サービス事業は世界2位の規模になった。メインフレームによる旧来のシステムを、オープンシステムに置き換えるための製品、技術、ノウハウが揃った。

今の経済状況は厳しく、企業はITの支出を絞り込んでいる。事業をどう推進するのか。

 確かに影響は大きい。ほんの2~3年前に好調だった企業でも、大きく業績を悪化させたところもあり、コスト構造を改革する必要に迫られている。
 しかし、だからこそメインフレーム置き換えが有効だと訴えたい。CEOはITコストの削減に大きな興味を持っており、あらゆる業種でCIOに圧力をかけている。オープンシステムによる柔軟なITインフラは、こうした要請に応えることができる。

今ではUNIXサーバーがすでに、価格性能比の高いWindowsとx86サーバーへの置き換え対象として「レガシー化」しているのではないか。

 その見方には同意しかねる。SuperdomeはHP-UX、Windows、Linuxのどれでも動作させることができ、顧客はアプリケーションに応じてOSを選べる。それでも大半の顧客はHP-UXを支持し、選択している。